過去に破壊された宇宙

オーム宇宙の1つ前の宇宙は壊れてしまった

人間でいうと命が失われてしまったのだ

宇宙も生きていて、人の形態をしている

宇宙は今も膨張を続けている

それは成長を意味する

陰と陽をテーマとした宇宙だった

陰と陽の掛け合わせによって

爆発的なパワーを生み出すのだ

そのパワーによって

宇宙の成長ホルモンを促して

宇宙を進化発展させていく

1つ前の宇宙は、陰と陽のアンバランスによって

存続できなくなってしまった

陰は自我とし、陽は利他とする

前の宇宙は法則性を知りながらも

自我と利他の対立が起こってしまった

自分たちだけ良ければと支配を目論む側と

神のため、宇宙のために貢献する側の

宇宙中を巻き込む戦争が起こった

今のオーム宇宙のオリオン大戦のような

そのような大きな対立が

前の宇宙に歴史として残っている

そして、前の宇宙はなんと

自我を優先する勢力が勝ってしまったのだ

闇側が勝利したということになる

闇が濃くなると、神の愛のエネルギーを

引いてこれなくなる

さまざまな天変地異などの反作用を生んでしまう

今の地球に起こっている現象も

原理はそのようなものだ

そのため、その宇宙は存続できなくなってしまった

人間でいえば、癌細胞が体中にできて

それによって蝕まれて命を落とすようなものだ

そして、再び宇宙を創り上げ

もう一度、陰と陽をテーマとした

オーム宇宙を誕生させたのだ

オーム神霊は宇宙戦争を起こしたルシを抱きしめ

消滅させることなく、ミカ達と共に

この宇宙に転移させた

すべての生命（魂）は創造主から

分かれ出たエネルギーである

創造主はあなたであり、また創造主もあなたである

そのため、生命を消滅させることなく

自由意思と愛を与えているのだ

そして、オーム宇宙がまだ若い段階で

再び、自我と利他、闇と光、陰と陽の

ぶつかり合い

オリオン大戦を仕掛けさせた

このオーム宇宙も陰と陽のテーマである

オームの課題であり

私たちの試練なのかもしれない

まず、初期段階で陰と陽の対立を乗り越えていく

そのような必要があるのだろう

光側の勢力にミカが付き、闇側の勢力にルシが付いた

今回は闇と光の戦いは、光側の勝利となった

オリオン大戦も宇宙中を巻き込み

勢力を真っ二つに分けるほどだった

その中で、いくつもの惑星が破壊されてしまったのも事実だ

戦争の首謀者であるルシは裁判にかけられた

宇宙の勢力の中には、様々な考えを持つ者が多い

ルシを消滅させるべきだと主張する者もいた

だが、神は例えどんな者であろうと

消滅させるようなことはしない

すべてを生かし、育み、愛しているからだ

なかなかルシを引き取ってくれる惑星がいなかった

ルシとその部下たちは周りから

非常に危険視されていたから

それを見て、引き受けたのがエル・ランティだった

ルシにとっても、エル・ランティは憧れの存在であった

エル・ランティは惑星を進化発展させ神に貢献してきた

9次元の中でも規格外の存在だ

エル・ランティはルシを更生させるために

未開の惑星に連れていって

1からやり直すことに決定した

その中でミカも同伴することになった

ミカはエクスカリバーという

魔のエネルギーを封じる特性を持つ剣を所持している

そのため、ミカもルシが闇に目覚めた時のために

見張り役として同伴したのだ

未開の惑星というのは当時の地球のことを指す

まだ、人類が住んでいなかった頃の地球だ

約3億6500万年前に地球に

初めて降り立ったのが6000万人を連れて

やってきたのがエル・ランティ達だった