Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

過食を制御できる?多く食べてしまう原因

最近、食糧の値上がりが目立ちます

小麦製品、肉類などの高騰に加えて円安ですから

日本は輸入品ではなく

国内の食糧自給率を上げないと

いけないとよく言われています

 

その中で、なるべく食費を抑えたいとか

ダイエット(断食)をしたいけれど

続かずに食べてしまう

そういう悩みの方も多いかと思われます

 

そういったものを分析してみました

精神的な観点と、物質的(肉体)な観点の

両方から見てみます

 

なぜ多く食べてしまうのか?

欲というのが増大しているからです

食欲というのは、人間に最低限必要なものです

肉体を維持するために、食べないといけないので

人間に食欲を与えられています

 

しかし、現代では食べると同時に

より快楽を得られるようになりました

砂糖の入ったもの、アルコール、刺激物(炭酸飲料や辛い物)など

 

こういったものは、麻薬に近いもので

脳が欲しいと思わせるような物質です

もっと欲しいと、どんどん信号を発して

いわれる別腹というものを生み出します

 

別腹は、胃が膨らんでスペースを作ります

好きなものを入れるためのスペースです

 

そういう習慣が根付いてしまうと

体重が増えてしまっても

なかなかコントロールが難しくなってきます

 

このようなコントロールはできるのか?

と言われると

欲望とは逆の事をしていけば良いのですね

 

それは「感謝」することです

「欲望」と「感謝」は裏と表のようなもので

同時に両面とも強く現れることはありません

 

欲望にまみれているときは自分のことしか思ってないけれど

感謝をしているときは相手のことを想うことができます

 

食べる前に「いただきます」

食べた後に「ごちそうさまでした」と言います

これには「命」の尊さ、いただく事への感謝を示しています

 

もし、「命」をいただいてる事の感謝があるなら

必要以上に食べたりしないはずです

いま自分が生きていける必要な量だけを

食べるだけで良いのですから

 

しかし、現代ではその「心」がほとんど失われています

○○製品とか加工食品とかインスタントとか

加工されたもの、調理されたものを買って食べて

空になったものはゴミ箱へと行きます

そのような生活では命への有難さが薄れてしまいます

 

古代の人は1から食を作っていましたから

お米であるなら、田んぼに水を引いて

自分たちで苗を植えます

 

そして、災害や疫病が起こらないように

お祈りをして、お天道様に感謝しながら

秋になるまで収穫を待ちます

 

お米を洗って、炊いて

やっと食べられるようになります

 

そうしてきたからこそ

命のありがたさや、感謝の気持ちが湧いてくるのです

自分たちと同じ命があって

それをいただいているんだと自覚があるという

 

それでも、わたしたちは今よりもっと

良い世界をつくっていくために

作物の命というのは必要になってきます

ありがとうございます、と

 

このような心持ちが

古代の人びとにはありました

わたしたちは転生輪廻を繰り返しています

古来から様々な生き方を経験してきたのですから

ただ、感謝する事への気持ちを忘れているだけです

 

自分の潜在する意識の中に

過去世の記憶というのは眠っていますから

 

感謝というのは欲を乗り越える

ひとつの大きな力です