Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

女性が王になると調和を、男性が王になると発展をもたらす

大和の大国(邪馬台国)の

日向(卑弥呼)が亡くなると

国々は乱れ始めた

 

大和の大国(邪馬台国)とは日本国内の連合のことを指す

当時は三十余国あったと言われている

その大調和の時期にまとめ役として出たのが

(日向)卑弥呼という人物になる

 

日向が亡き後、弟が国々を治めようとしたが

武将たちが暴れ出し、上手くまとまらなかった

大和国に反旗を翻す者たちが出てくるかもしれないと

警備の者、武人、女性であっても弓矢や矛を

常備する習慣が義務付けられていた

 

霊能力的にも、リーダー的にも、武力的にも

優秀な男性たちがその時代に生まれていたのだ

 

優秀な男性が多いほど、我こそはと

良き国にするため、我の張り合いが起こる

それ故に国々は乱れていった歴史がある

 

そのような時代に、女性が王として立つことがあるのだ

女性の母性とも言える、周りを包み込むような

陰のエネルギーによって

外に向く陽の男性のエネルギーを調和させ

まとめあげていくのだ

 

そのため、男性ではなく

壹與(とよ)と呼ばれる女性が

大和国を治めることになった

壹與は日向の姪に当たる

 

日向もそうだが、壹與も巫女的能力に優れていた

大和国に集まる女性たちは巫女修行を

していたと言われている

 

壹與が巫女としても王としても

天上界の言葉を降ろして人びとに伝えていった

そしてそれを、争いをしていた各部族長、武将たちに

伝えていくことによって国々の乱立は治まっていったのだ

 

「どうか力を貸してほしい」と

「あなた方、一人ひとり実力があることはよく分かっています」

「大和の民たちが幸せに暮らせるように、どうか力を貸していただけないか」と

そのように母性として包み込んで

男性エネルギーを生かしていった

 

壹與が女王として国を治めている間は

大きな争いはなく、国々のまとまりを見せていた

 

万物すべてをエネルギーとして分けると

陰と陽に分けられる

 

陽とは外に向く男性的エネルギー

陰とは内に向く女性的エネルギーを指す

 

世界を陰陽として見るなら

西洋の地を陽とし、東洋の地を陰とした

 

陽の文化が、陰の地に流れて

新たな創造が行われていく

日本も陰の地に当たる

 

そのために、古来の日本では

陰のエネルギーを持つ女性が王となることで

国々の調和を図ることがことが可能だった