Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

現代の生と死の見方 肉体と意識

本当は私たちは永遠に生きているのですが

この物質まみれの地上に出てくると

肉体が全てだと錯覚してしまうのです

 

私たちは肉体と意識で構成されています

意識とは魂でもあり生命でもあります

次元の異なった世界、あの世から

この3次元世界にやってきたのです

 

3次元の世界とは、生と死が繰り返されています

生を受けるとは、あの世での死を意味します

この世で死ぬとは、あの世で再び生を受けるということです

 

あの世で過ごしていた自分が

地上の肉体に閉じ込められている状態なのです

あの世では不在という事になるのです

 

眠っている時、睡眠によって

一旦、あの世に還っています

肉体と意識を繋ぐ霊子線によって繋がれていますので

バンジーガムのように

目が覚めたら肉体の中に戻るわけです

 

この霊子線が切れてしまうと、肉体と意識が分断され

肉体的な死を意味するのです

霊子線はある意味で

縛りでもあり、救いでもあります

 

眠っている時は、心の状態によって

天国でも地獄でも、心の通じる世界へ行っているのです

霊子線があるからこそ、地獄にいても、悪夢を見ても

目が覚めれば肉体へ戻って来ることができます

 

つまり生きている間は、完全に地獄に堕ちずに

これからの生き方、反省などによって

軌道修正ができるのです

死後の世界とは自分の心の状態によって

大きく変わって来るのです

 

肉体が滅んでも、意識だけが残りますから

地上で生きた心の状態によって

天上界でも地獄界でも還る方向が違って来るのです

 

地上では心が地獄に通じやすくなっています

死後の世界はあるのか?ないのか?

現代の人びとはその疑問を抱えながら生きているのでしょう

 

一度だけの生だからと、自我を充分に発揮して

天上界に還れない人が多いのです

死んだら終わりだと、自分の欲望を求め続けて

他を害してでも得しようと思うのです

それがこの世界の悲劇になっているのです

 

私たちは肉体と意識の二つで構成されているのですが

肉体が滅ぶと全て終わるのだと錯覚しています

 

肉体とは不自由なものです

歳を取れば足や腰が立たなくなり

記憶力も運動力も落ちてしまいます

 

肉体とは蛹(さなぎ)のような状態であり

死とは肉体という蛹の殻を破り

蝶になるということです

肉体を維持するために

食べる必要も、睡眠の必要もありません

肉体的な痛みも全て消えるのです

 

死とはそういうものなのです

生にしがみつくという事は

逆に言えば不自由な状態でいたいと

そのような状態でもあるのです

 

死後も生に執着していると

その抱えていた病気というものも

離さずに保持している状態なのです

 

死を受け入れず、霊体でありながら

肉体的な病気で苦しんでいる人も

地獄界にはたくさんいるのです

 

地球の死生観というのは

生とは、あの世の死であり

死とは、あの世の生でもあるのです