脳が体を動かすのではなく、心が体を動かす
地上に肉体を持つと
私たちは肉体が本体だと思い込んでしまいます
脳という受信機、発信機が命令を下して
自分の五体を動かしているのだと
そのように考えてしまいます
実際の所、肉体の中に本当の自分が存在します
本当の自分とは意識です
意識という本体が思うことで
脳に信号が送られて、脳がそれを受信します
そして、脳が五体に発信することで
自由に動かすことが可能なのです
意識という本体が肉体から抜け出したなら
体を自由に動かせません
寝ている間というのも
意識があの世に向いているわけです
睡眠中は主に、自分の心の状態によって
天国でも地獄でも通じているわけです
この世界は目に見えない存在で溢れています
私たちから見ることは出来ないのは
次元が大きく異なるからです
肉体という重い殻を着てしまうと
自分という意識は
見えるもの、感じ取れるものが制限されてしまいます
4次元以上の霊的世界
私たちから干渉することは、なかなか困難です
下の次元から上の次元に
干渉するのは基本的に難しいのです
例えば2次元の平面の世界
漫画や絵本の世界は2次元の平面世界です
3次元からは干渉することは容易です
描き変えることも、破り捨てることも簡単です
ですが、2次元の世界から
3次元の世界に干渉する事はできません
用紙から絵が勝手に抜け出して
人に話しかけたりもしません
上の次元から干渉は簡単なのですが
下から上への干渉は難しいのです
私たちが死ぬと、3次元で出来た肉体を
脱ぎ捨てることになります
そうすると、自分の本体である
4次元以上の本体エネルギーは
地上で生きていた時よりも
様々なものを感じ取ることが可能になります
それは当然のことで
肉体の中に、意識があるということで
その肉体が外部のエネルギーを遮断して
私たちはエネルギーを感じ取ることが
困難になっていたのです
もちろん、自我という自己保身が強すぎると
強い殻を作って、これもエネルギーを遮断する要因にもなります
人の喜びも、悲しみも、怒りも
肉体の中にいた時よりも
より鮮明に感じ取ることが出来ます
感覚的にいえば、その差は10倍以上です
相手の感情を、考えを読み取ることは容易なのです
そのために、霊体からこの地上を見ると
様々なポジティブなものがあれど
ネガティブなもので溢れているわけです
ですから、一時記憶を失くしてでも
何とか地上を良くしようと
生まれて来るのが私たちでもあります