人が永遠を求める理由

この世界は無常なものです

あらゆるものが創造され

そして、崩れ去っていきます

己の肉体、家族、財産、地位、名誉

全ては移り変わっていきます

自然と循環しているのです

しかし、一つだけ永遠不滅のものがあります

それは肉体の中に内在している

自分という個性です

人間は歳を重ねるほどに、心は豊かになっていくものです

逆に肉体は死に向かうはずなのに...

もし魂が、心が、肉体と共に朽ち果てていくのなら

歳を重ねれば、重ねるほど

心も魂も弱くなっていくはずなのです

足も腰も立たなくなり

記憶力も低下しているのに

なぜ心は豊かになっていくのか？

それは、地上に生まれて来た理由として

自己をさらに磨き上げるために

豊かな心を作り上げる必要があったのです

肉体が朽ち果てても消えることなく

自分という個性は残り続けるのです

そして、元の生まれてきた世界へ還るのです

全ての生命は、これを繰り返しているわけですね

転生輪廻というものです

この3次元に位置する世界は

高次元の領域から創造された

仮初の世界なのです

本来、私たちが暮らす世界は

3次元ではなく、4次元、5次元、6次元以上と

もっと高次の世界なのです

その事を、皆忘れてしまっているのです

人びとは、この世に永遠を求めます

地位、名誉、財産、不老不死

これらは永遠ではないのです

夢と幻であり無常なものです

なぜ人びとは永遠を求めるのか？

それは、この世が全てだと思う人が多いからです

死後の世界を、生まれ変わりを

信じる人が少ないからです

そのために争いや奪い合いが

多くの地域で起こるのです

幾多の過去世で

磨き上げてきた個性、才能を使い

この闇に向かう世界を、彩るということ

神はそれを期待しているようです