Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

正法とは神の心

エスも釈迦も、自他の観念で

慈悲や愛を説いたのではありません

自分の中に大宇宙を発見していたのです

 

肉体の自分と、もう一人の自分を知っていました

もう一人の自分は全なる自分です

他人と自分の区別はそこにはありません

 

人を憎むことは、天に向かってツバするのと

同じことになるのです

他人はいないのです

全部自分です

 

しかし、現われの世界では

他人と自分は別々に存在します

だから、その表現は、相対的ないいまわしになってきます

 

「汝らの天の父の全きがごとく、汝らも全かれ」

 

もうこうなると、正法の何たるかが明らかでしょう

道徳は、こうした自他一体の悟りを基点として培養され

相対的な観念を軸に、横に広がったものといえます

 

正法と道徳は別物ではありませんが

しかし道徳は社会生活の規範であるのに対し

正法は、その規範を超えた神の心

そのものであるといえましょう

 

- 心眼を開く より-