Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

お盆の起源

お盆の起源は

いまから約2500年前に釈迦が説いた教えと

日本の先祖崇拝が合わさって出来た行事です

 

日本に仏教が伝来したのが5世紀ごろで

お盆の歴史は約1400年くらいだと言われています

 

お盆の行事にお供えや

親族でおいしい物を食べるという風習があります

これは釈迦の弟子の体験が元になっています

 

釈迦には目連という弟子がいたのですが

目連は修行によって悟っていて

肉体から魂が抜けだして自由自在に

あの世へ行くことができました

 

目連は亡くなった母親を見に行ったところ

なんと餓鬼界という地獄界にいました

人の死後は自分の心の想いに比例した世界へ赴くことになります

この餓鬼界は足ることを知らぬ者たちが堕ちる世界です

 

餓鬼界で母親は飢え苦しんでいるため

目連は哀れに思い、食べ物を与えます

ですが、母親の口に入る前に炎となり

その食べ物は消えてしまいます

 

目連は釈迦にこの事を相談したところ

「修行の期間を終える最後の日に

すべての修行者に食べ物を施せば

母親にも施しの一部を口にできるだろう」

と目連は教えを受けて、その通りにしました

 

すると、施しを受けた修行者たちは喜び

食べたり飲んだり踊ったりしました

その喜びが餓鬼界にいる母親にも伝わり

食べ物の一部を口にできたようです

 

それが今の、お盆の時期になるようです

浄化されたご先祖様は

このお盆の時期に子孫を見に来て喜んでいるようです

 

逆に餓鬼界などに堕ちているご先祖様も

苦しくて少しでも楽になろうと

地上に出てきているようです

 

餓鬼界というのは、単に食べ物を乞うところではなく

名誉欲、愛情欲など満たされずに

必要以上に欲しい、得たいと

そういう強い思いを持った人たちが集まります

そうした4次元の下位の世界を餓鬼界と呼びます

 

お盆の時期は目連のように

ご先祖様に自分の意識が向きます

また、自分もどのような世界に帰るかを

振り返ってみる良い機会かもしれません