世界の先を2000年以上進んだ日本
古来から日本という国は世界で
最も精神性が進んだ国でした
日本語には相手を想う言葉が
「~さん」「~様」など
敬称などがたくさんあります
その文化、言語レベルの高さから
世界から恐れられた国でもあります
自分ファーストではなく
いつも、相手ファーストから始まる
そのような素晴らしい精神性を持つのが
古来からの日本です
しかし、西洋から流れて来る
思想や文化が色濃く出てきて
本来の日本の精神性を失いつつあります
人間の生き方を図で説いた
マズローの欲求というものがあります
心理学者アブラハム・マズローが
「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」
と仮定し、人間の欲求を5段階に理論化したものです
一番下から
生理的欲求は食欲、睡眠欲、性欲です
人間の生きる最低ラインにあります
2段目は安全欲求です
暮らしの安全性を指します
3段目は社会的欲求です
会社や周りから受け入れられたい欲求で
自分の存在の価値を求めている状態ともいえます
4段目は承認欲求です
周りから認められたり、尊敬されたいという欲求です
地位欲や名誉欲などもこれに当てはまります
5段目は自己実現欲求です
自分にしかできないことを成し遂げたい願望を指します
マズローのような5段階の図や
現代の成功哲学などにおいても
自我の欲求を膨らませる手法は数多くあっても
相手を想うという教えがほとんどありません
自分が成功するため、上に行くために
その後に相手を置いています
自分ファーストから始まる教えが浸透するようになったのです
本来の日本の在り方というのは
相手を良くすること、想うこと、敬うことで
相手も自分も人生がより良くなっていく
それが、日本国である大和の生き方でした
相手に愛を与えることは
いずれ、自分にそれ以上の
愛が返ってくるということです
それが2000年以上あるいは
遥か昔から日本に浸透していました
学問も何もない時代でも、本能的だったとしても
他を想う気持ち、他に分け与える行為が
自分の幸せに繋がると分かっていたのです
自分の成功だけを求めていると
なかなか苦しいものです
自我だけで生きていると
光が発生しにくく、闇を生み出しやすいからです
家族や友人や隣人や親しい人に
少しでも愛を与えると
自分の心もだんだんと満たされていきます
より愛が深い人、愛を多く与えている人
そのような人が精神性が高いということです
日本の精神性というのは
3次元的にも魂的にも
古来より先人たちが作ってこられた
素晴らしい文化です