Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

アトランティスの人々と自由意志

現代より高い水準を誇る文明があった

アトランティスの科学力は

地球文明最高に位置するものだった

 

ピラミッド技術を応用した飛行船や

深海まで潜れる潜水艦も

すでにこの文明には存在した

 

重力を軽減し、物体を浮かすことができる装置もあった

重い物を浮かせて運んだり

正確な位置に置いたり

それは反重力装置だった

 

そして、都市にはピラミッドを置いて

発電者の役割を担っていた

宇宙からエネルギーをピラミッドから引っ張り

そのエネルギーで家庭の電気をまかなうことができた

 

さらには遺伝子を組み換えたり

別の遺伝子を組み込んで

合成生物なども造ることができた

 

現代以上に何不自由ない暮らしができる

科学力をアトランティス文明は有していた

 

しかし、人びとのために、神に帰依するために

使われるはずの科学技術も

やがて、人を支配するために使われていくようになる

 

現代ではクローン人間を造ることは禁止されている

たとえ、クローンであっても魂が、意識が宿るからだ

 

アトランティス時代には

そのような判断が緩く

合成人間を使って奴隷にしたり

戦争に利用していた

 

牛と人間を遺伝子操作によって掛け合わせ

前線で戦える強靭な肉体を持つ兵士として利用されていた

 

魚と人間を掛け合わせ

水中でも探索できるような生物を創造した

人魚と呼ばれている

 

自分たちのためだけに

多くの者の自由を奪っていった

 

やがて、アトランティス大陸は海の底へと

消えていくことになる

神の意思とは反する行いをしたからだ

神の想いの軌道に乗らなければ

あらゆる物は滅びてしまう

 

それは、神が罰するのではなく

自分たちの行いの結果によるものだ

 

神はすべてを赦し愛を放っている

しかし、自我だけで生きていると

神の無限の愛のエネルギーを

受け取ることができない

そして、人びとは苦しみを生み出してしまう

 

これは、想いが同通する者同士でしか

繋がることはできない

不変であり、絶対的な法則である

 

何千億年それ以上

悠久の時が続いた

この法則を人の手では変えることはできない

変えられるのは、無数にある宇宙を創造した

神しかいないのだ

 

現代、みずがめ座の時期

人びとが愛と自由を選んで生きていくか

支配され抑圧された社会を生きていくか

この分岐点に

わたしたちは生きている