Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

お金は自我で使うと減り、利他で使うと増える

お金というのは便利なのかもしれない

だけど、ここにトリックがありました

古来では貨幣という概念は存在しませんでした

貨幣ではなく物々交換をしていたからです

 

魚は自分たちで捕りにいけるけど野菜がない

もう片方の人びとは野菜は収穫できるけど魚がない

そういう意味でお互いに持っていない物を

交換し合っていました

 

かつての日本列島というのは九州から沖縄

そして台湾まで陸地が繋がっていたようです

その大陸に人びとが暮らしていました

 

今ではその生活様式が海底の中にあります

遺跡のようなものがあるのは

そこに人びとが暮らしていたという事なのです

 

古来の日本では貝殻や勾玉と呼ばれる石を

貨幣の代わりしていました

その貨幣制度はいろいろな物を購入できて

たいへん便利なのですが

その一方でもっとお金があれば楽になると

幸せになると、そう思うようになっていきました

物質に捉われる人たちが増えてきたのです

 

そのために魚をたくさん捕ると儲かると思い

たくさん魚を捕るのですが

その次の年は魚が全くいなくなり

捕れなくなります

 

野菜や米などの作物を植えると

うまく育つ土地、育たない土地があり

それを不平等と思い領土争いが起きてきました

 

お金という概念ができるまでは

食べ物などを互いに分け合って

助け合って生きてきたのです

 

しかし、物質的な執着を生んでしまい

自分たちの事ばかり考えるようになってきたのが原因です

もっと欲しいという自我は

相手を想う気持ちを遠ざけてしまうのです

 

現代ではその物質的な執着が顕著に表れています

自国の経済が困窮してくると

相手から領土や資源を奪おうと思い

戦争を起こしたり

国内では犯罪が増えて来る傾向が強いのです

 

お金という目に見える物に

人びとは捉われるのですが

お金も目に見えないエネルギーの集合体でもあるのです

 

お金を使ってしまうと

使った分だけ消えてしまうと普通は思うのですが

これも少し違ってくるのです

 

自分の欲望を満たすためだけに使うと

そのお金というものは自分に還って来ないのです

食べ物や飲み物など自分を満たそうと

それだけに使ってしまうと

お金は循環せずに還ってこないのです

 

お金を飲食や遊びのためだけに使うのではなく

何か自分の能力を伸ばすために使うのも良いですね

その能力を生かして、人びとのために貢献できるようにしようと

そういう想いの中でお金を使っていったなら

長い年月をかけて、いずれお金は自分に還って来るのです

 

お金はエネルギーでもあるのですから

自我のために使うと消えて途絶えてしまうのですが

利他で使おうとすると還ってくるのです

 

これもやはり因果応報といって

想いを元に行ったことは

必ずに自分に返って来るのです

 

人びとに愛を与えたなら

後にそれ以上の愛が自分に返ってくるのです

光を与えると、強い強い光のエネルギーとなって

自分を満たすのです

 

幸せとは物質やお金だけではなく

それ以上に、自身の心が満たされることでもあるのです