Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

神の箱庭

家の窓から、外を見渡すと

苔むした庭があった

それを見てなぜか、心寂しい気がした

 

庭に大きな花壇を作ろうと思った

寂しさを消してくれる

飽きも来ないような

彩りのあるものが良いだろう

 

まず、レンガや石を集めることにした

外を囲うレンガは彩を見せるため

赤、茶、黄色のものを

重ねて1個ずつ接着させた

 

石も、宇宙を彩る惑星のように

地球なら青白、火星なら赤茶など

赤、青、黄、紫、白、黒、透明と

レンガの内側にうまく彩るように並べた

 

花壇の中央に土を入れて耕した

そして、いろいろな種を蒔いた

 

種にも花にも、それぞれ個性がある

すぐ芽を出してくるもの

ゆっくり後から芽を出すもの

 

逆に芽を出したくないもの

花を咲かすのも自由だ

何よりも愛を込めて花壇を作った

 

種から芽吹き成長していき

それぞれつぼみを見せた

 

日々観察を続け、成長の過程を楽しんだ

植物は、生命は美しいものだと感じた

 

やがて、花が咲き誇る

赤い花や白い花や黄色い花

1つ1つ、大きさも形も異なって

花壇に彩りを見せ始めた

 

花1つ1つの個性を発揮している

全く同じものでは面白くないからだ

 

人間にも個性があり

全く同じ人などいない

 

双子がいても肉体は同じだが

その魂から成る心というものは

個性があって、人それぞれ異なる

 

原点なる神を基にすると

唯一無二の自分という存在

個性を使って愛を表現していくことが大切だと

そのように教えている

 

ある日、しょんぼりと枯れかけている

1つの株を見つけた

その個株に声をかけてあげた

 

「いつもありがとう」「元気になれますように」

と、毎日話しかけて感謝と励ましをした

 

すると1週間経つと

その一株、瑞々しく元気になって

白い花を咲かせるようになった

 

それは、愛の周波数

感謝や励ましの言霊の波動で

元気になったのです

 

人間も同じで

誰かに褒められたり、優しい言葉を

掛けてもらうと元気や勇気が湧いてきます

「愛」という神のエネルギーだからです

 

なぜなら、あらゆるもの、万物は

神から分かれでた存在だからです

植物も同じで、愛を与えると元気になるのです

 

この地球という惑星も

多種多様な生物や

さまざまな価値観を持つ人びとが共存しています

それは神の彩る一面の花壇なのです