Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

現代の惑わし 科学と精神の調和

古代の人々の生活の中に誘惑はありませんでした

その日、その日の食べ物を確保するのがやっとで

生きていくのが大変でした

平均寿命は今より半分以下です

 

人びとは、自分たちも自然の一部だと自覚して

自然の恵みに感謝をして暮らしていました

 

科学が発達してくると、大自然と人間の心に

不調和が生まれると同時に

誘惑というのが増えてきます

自分の身の周りに物質が溢れてくるからです

 

戦後からやり直した日本は

テレビ、冷蔵庫、洗濯機を手に入れます

そして、今はインターネット機器から

スマートフォンやAIによる自動化システムなど

食べ物も自由に選択することができます

 

暮らしは豊かになる反面

その物質だらけの中で、幸福というものを見失っています

物質や娯楽があるほど幸福なんだと錯覚してしまうのです

 

本当の幸福とは自分の心が満たされるということです

相手に愛を与えると、何倍にもなって自身に還ってきます

自分という個性を使って人びとに喜びを与えると

巡りに巡って、いつか自分を幸福にします

 

何か新しいモノを手に入れても

満たされる心は、ほんの僅かです

地位や名誉やお金や承認欲など

欲しいモノを手に入れたら、もっと欲しいと思ってしまいます

食べ物も、毎日おいしいものを食べたら飽きてしまいます

そして、もっとおいしいものが食べたくなります

モノで心が満たされると思っているからです

 

この世のモノに執着すると必ず誘惑が起こります

古代では起こりえなかった事が起こります

地下の者たちが入り込み

憑依現象を通して、その人の心の一部を操るのです

 

競馬やパチンコなど、ギャンブルをやめれない人

人生に刺激と、楽してお金が欲しい人は

一日中そのことを考えていたり

そのような執着が強いと地下からの惑わしが起こります

 

お酒がどうしてもやめられない人

現状と向き合わずに、何かから逃げるような逃避傾向

そのような人も地下からの影響があります

 

地下の者は生前、憑く人と同じ心境を持っています

地獄というエネルギーの無い

苦しい所にいるよりは人に憑いて

ギャンブルやお酒を楽しんだ方がずっと楽なのです

 

その憑依している人の心境を操作しながら

離れないようにしてくるのです

心境が変われば憑けなくなるのですから

新しい宿を探さなくてはなりません

そのような意味で反省も大切なのです

 

科学が発達したこの世界には

真我を遠ざけ、自我の傾向を作り出す誘惑が溢れています

ただ、科学が悪いわけではなく

科学は地上をユートピアにするための一つの手段です

科学が発達することで、人びとの暮らしが豊かになりますが

人びとの心の針が科学に向きすぎていると調和が取れなくなります

 

人びとにどれだけ愛を与えたかで

自分の幸福度は変わってきますから

自我中心で生きるより、利他的な想いで生きる方が

幸福への近道なんですね