Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

オリオン大戦と消滅した宇宙の話

今より遥か昔

このオーム宇宙が誕生する前

わたしたちが暮らすような

宇宙が存在していました

 

その宇宙に住む彼らも

純粋無垢で、みな同じ神の子でありました

 

彼らは何が一番

神の子の生き方であるか?

それぞれの個性を通して

模索しながら生きていました

 

ある者は念動力のようなもの

超能力などによって

人びとのために力を使い

神のために表現する者

 

ある者は芸術を通して

神という最大の美を表現し

人びとを感動させたり

楽しませたりする者

 

ある者は文学を通して

文字や言霊などによって

人びとに神を表現していく

知性ある者

 

ある者は礼節や秩序によって

神の作法を表現していく

どのような人にも敬意を払う者

 

そのような多元論の中で

前の宇宙の人びとは生きていました

 

ある時、1人の男が現れて、大衆にこう言いました

「君たちも神の子なら、自分の表現を

もっと自由に使って良いはずだよ」

 

「わたしのように優れた力を手に入れたくないか?

それを自己実現のために使っていかないか?」

 

と、表面でそう言うのではなく

彼らの気づかない形で

一種のそそのかしを入れていきました

 

その男は知性と力が優れていて

創造性にも長けていて

名前はルシと呼ばれていました

 

彼は自分の能力が

他の者より優れていると

神になれる、神を超える存在だと

自分に酔いしれていました

 

そして、自分の力を大衆に見せつけ

パフォーマンスとし

多くのファンの者たち

信奉者を集めていきました

 

それは、神が創造した宇宙のように

自分たちだけの銀河系宇宙を創ろうとしました

神に挑戦しようとしたのです

 

それに異を唱える者たちもいました

「本来、創造力も自由意志も

神という愛を表現するための手段に過ぎない」

 

「自己のためだけに、愛に反する使い方をしたなら

とんでもない反作用が起こるぞ」

と忠告する者たちもいました

 

神は愛であり光です

本来、神のため、人びとのため

愛ある生き方をすれば光が差します

 

逆に自己のためだけに生きたのなら

光が差さず闇が現れるのです

 

ルシたちは、忠告する者たちや

自分の仲間にならない者たちを

排除しようとします

 

神に帰依する光の者たちと

自分だけのために力を振るう闇の者たちと

真っ二つに別れてしまったのです

そして、宇宙空間でスターウォーズのような

戦闘を繰り広げてしまったのです

 

これは、前の宇宙の話です

前の宇宙では、闇の者たちが勝ってしまいました

人体に癌のような病巣がいくつも出来るように

その宇宙は闇に包まれ存続できなくなりました

 

神は愛そのものです

たとえ、宇宙が無くなっても

そこに住まう魂たちを決して見捨てません

どんな過ちを犯したとしても

消滅させることはしませんでした

 

宇宙意識オームは再びわたしたちを含む

ルシたちを抱きしめ

もう一度、宇宙を創造しました

わたしたちの住まう

この宇宙にはオームという存在が宿っています

 

オームはルシの兄弟的な存在である

ミカを創造しました

後の大天使ミカエルです

 

ルシを更生し、本来の神の子に

立ち戻らせるために

そして陰と陽の大切さを学んでもらうために

 

宇宙が若いうちからオリオン大戦というものを

仕掛けさせたようなのです

 

何億年も前

地球にまだ人類が住まう前の話です

光と闇の戦いは拮抗を続け

いくつもの惑星が破壊されました

 

太陽系にあったマルデックという惑星も

闇の軍勢に加担してしまい

その反作用によって破壊されてしまいました

 

ミカとルシと一騎打ちになることもあり

最後は神に帰依する者たちの力が

僅かであるけども

闇の者たちを上回ったのです

そして、今度はなんとか光の軍勢の

勝利を納めることができました

 

ルシとその部下たちを

本来の神の子に立ち直らせるために

エル・ランティが預かり

ミカエルは後見人になりました

 

そして、発展寄与させるため

地球という惑星で

もう一度やり直そうとやってきたのです