お金が不要になり、病気も存在しない世界

地球よりも遥かに、科学と愛が進んだ星では

病気にかかる人もいなくなり

また、お金という概念も存在しない

病気というのは肉体と精神の

不調和によって起こるものである

ストレスやノイローゼによって心が病めば

肉体にも何かしらの現象が起こって来る

イライラなどの精神異常が

胃腸を痛めたり、肩こりなどに出てくるし

逆に肉体が痛むと、どんどん気力も落ちてくる

高度な惑星では医療も進んでいるが

同時に高い精神性を保有していることから

病気にかかること自体なくなる

惑星全体に棲む人びとの心が調和されているから

地球のように争いや不調和な生活を送ることなく

心身ともに健康なのだ

出産に関しても、母体に負担をかけないように

地球とは異なったシステムを組んでいる

母体の中で胎児が大きくなる前に取り出し

保育器の中で育てるようだ

ホルモンバランスを調整しながら胎児を成熟させていく

そして、身体が大きくなったら病院から連れて帰る

そのように母体に負担をかけずに

出産するシステムを導入している惑星も多い

また、お金というモノを知らない惑星も存在する

お金は信用という点で存在しているから

詐欺などで人を騙したり

自分だけ幸せになれば良いという考えが無くなれば

そもそも、お金というモノも不要になってくる

科学だけ進化しても、精神の発達が不十分なら

地球のように通貨というモノが使われ続けるのだ

（地球の科学力は宇宙全体から見たら中学生レベルと言われている）

科学だけでなく、同時に精神が発達してくると

このような事が起こってくる

自分だけ幸せになれば良いと、考えるのではなく

他人のために、神のために尽力していこうとする想いが湧いてくる

惑星にいる人びとが、他人のために

尽くそうと心から想えるようになった時

お金という古いシステムは消えていくのだ

お店やスーパーのような所に

食糧や日用品などが置いてあって

好きなだけ持っていけるようだ

そこには防犯システムも存在しない

なぜなら、そこに住む人びとは

欲にかまけて、必要以上に物を持っていかないし

自分だけが得すれば良いという

考えも持ち合わせていない

悪事を働けば、巡りに巡って

自分自身を不幸にするのだという事を

心から自覚しているからだ

人びとのために奉仕していく事が

本当の幸福であり喜びだと

それが本来あるべき生き方なのだと

そのような精神性を持ち合わせているのだ

科学と愛が進んだ星では

どんどん自我が減り

利他の想いが強く溢れ出てくる

地球においても、科学の一人歩きではなく

愛の想いや精神の発達をしていくと

今話したような高度な惑星のシステムに移っていくだろう