Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

核戦争で滅んだ星と類似する地球

地球には未だに多くの隕石が降って来る

その隕石がどこからやってきたのか

今の研究では明らかになっている

 

月や火星からやってくる隕石もあるが

隕石の大部分は木星と火星の間にある

小惑星帯から来るものである

 

その種類の割合といったら

月や火星から来る隕石はを1とすると

小惑星帯から来るものは1000となる

 

木星と火星の間にバラバラに散らばっている小惑星帯

そこから来る隕石の成分を調べると

元々は惑星だったのではないかと考えられている

 

その小惑星帯から来る隕石の中から

惑星を構成する成分である

鉄、ニッケル、ケイ酸塩鉱物が含まれている

 

その隕石を研究する以外にも

集めてコレクションにする人もいる

地球とは全く異なるエネルギーを保有しているからだ

あるいは、その小惑星帯

バラバラになる前の惑星の

懐かしさに共鳴しているのかもしれない

 

木星と火星の間にあった惑星の名は「マルデック」

アカシックレコードというものを見れば

全宇宙の起源を垣間見る事ができるようだ

マルデック人は地球人とよく似ていた

好戦的で心の進化よりも

科学の進化に重点を置いていたのだ

 

そして、科学のレベルが一定の水準に達すると

核エネルギーを発見する段階に至るのだ

 

地球にまだ人類が住む前の話になる

その頃はオリオン大戦と呼ばれる

神の愛の想いに帰依する光側と

自らが神になり全てを支配する闇側との

宇宙全体を巻き込む戦争が繰り広げられていた

 

神から与えられた愛と自由意思を守るため

闇側の勝利を防がなければいけない

宇宙全体が支配と闇に染まってしまうからだ

 

宇宙に愛の供給が、神の光が絶たれると

宇宙は闇に包まれ、存続できなくなってしまうからである

人間が癌という病気に罹り

その癌に蝕まれていく現象に似ている

 

宇宙に住まう人びとが愛の想いで生きなければ

神の光のエネルギーを供給できないのである

同じ想いにしか、愛ある方向にしか

神の光は差さないのである

 

事もあろうか

マルデックの人びとは闇側の連合に付いてしまった

闇側のルシファーたちの科学力は凄まじいものであり

闇側の連合と組むことで

マルデックの科学力も飛躍していった

 

科学が発展することは良いことだが

その科学力を人びとのために使うのか

人びとを支配するために使うのか

その想いと行いの方向によって

天と地を開くほどの差として変わってくるのだ

 

その手綱を握るのは心の進化である

核エネルギーを人びとの生活を豊かにするために使うのか

核兵器をつくり、人びとを脅して支配していくのか

精神と科学がアンバランスであると

後者に流れてしまうのだ

 

マルデックは闇側から提供された科学技術を用いて内戦を始めた

戦争の大きさは、人の数もそうだが

科学力にも比例してくる

 

核兵器を用いて、惑星内で戦争を始めてしまったのだ

核の応酬によって多くの人びとが消えていった

最後に生き残った国の者たちが勝者なのか?

そうではなかったのだ

 

生き残りの者たちが勝ち気に空を見上げると

何やら、白く赤く光る物体が空から降って来る

隕石が自分たちの所に向かってくるのだ

 

マルデックの人びとはどうする事もできずに

隕石の衝撃によって一瞬で消えてしまった

 

支配、怒り、憎しみ、過ぎた欲望

マルデックの星の中に

人間の出す負のエネルギーが蓄積して

普通では起こり得ない確率のもの

巨大な負の現象を引き寄せてしまったのだ

 

良くないものは、良くないものを引き寄せ

相乗効果となっていき

マルデックは数々の隕石の衝突によって

バラバラに砕けてしまったのだ

 

それが木星と火星の間に存在する

小惑星帯の正体でもある

 

マルデックに暮らしていた魂たちは行き場を失い

宇宙空間を彷徨っている

その一部の魂たちは地球に転生しているのだ

 

そしてまた、地球に来ても

核を人のために使うか、自分たちのために使うか

実際にその核兵器を使ってしまうのか

大きな選択の時に立たされているのである