Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

最初の人類1

地球最初の人類というのは

地球生物が独自に進化して、人間が誕生したのではなく

ベーエルダという他惑星からやってきた

 

精神と科学が充分すぎるほどに

発達したベーエルダでは、他に挑戦することがなく

停滞の苦しみに瀕していた

 

それはベーエルダに限った話ではなく

他の多くの惑星も平和で調和されてはいるが

進化発展という点から見れば停滞の道を辿っていた

 

その中で目に付いた星があった

地球という惑星だ

 

様々な者たちを受け入れて

地球独自のものを創出していこうという

星々の中でも他に無いテーマを持っていた

それは宇宙全体から見ても、異星人たちから見ても

壮大なスケールを持っていた

 

価値観の異なる者たちを受け入れることで

争いが増え、闇が生まれやすい

科学が進歩するほど惑星自体

破壊されていった歴史があるからだ

 

地球は新たな挑戦をしていくことで

停滞しきった惑星人たちに希望を与える星でもあった

 

エル・ランティと呼ばれる人物を中心に

ベーエルダから約6000万人が宇宙船で

地球に飛来した

 

エル・ランティの信頼できる部下として

地球では七大天使と呼ばれる者たちも

この地球にやってきた

今から約3億6500万年前と言われている

 

「ミカ・エル」「ウリ・エル」「ガブリ・エル」など

名前に「エル」と付くのは

偉大なる神のために奉仕してきた者たちへ贈られる

称号のようなものだ

 

地球にやってきたのは良いが

彼らにとって予想以上に過酷な環境だった

 

というのもベーエルダと呼ばれる惑星は

すでにアセンションを終えた惑星だ

3億年以上経った今の地球よりも

遥かに精神と科学が進んでいた星なのだ

 

そのアセンションを終えていない3.0次元の地球

荒々しい環境の地球では

彼らの精妙な波動を持つ肉体では

長く生きることも、子どもが育つことも

叶わなかったのだ

 

そしてその頃は

月が地球から飛び出した影響もあって

地球のオゾン層には大きな穴が開いていたのだ

その穴から有害な宇宙線が降り注いでいた

月が地球から生まれたのは約5億年前と言われている

 

地球人類、最初の試練として

人間として種の繁栄を可能にすること

オゾン層の修復の二つの課題があった

 

いつまでも宇宙船の中で過ごすわけにもいかず

多くの者たちは一時的に、他の惑星に退避することになった

一部の者たち、研究者たちは地球に残り

肉体実験を繰り返すことになった

 

地球で生きていける肉体を手に入れるために

強靭な肉体を持つ爬虫類人の遺伝子を組み込んだ

 

そうすることで、ベーエルダ人の肉体は

地球の閑居王に耐え抜くことができるようになった

しかし、見た目は爬虫類で、何より卵から生まれて来るのだった

 

そこでさらにベーエルダと爬虫類の亜人

今で言う鬼と呼ばれる肉体の遺伝子を組み込んでいった

 

かに座にある惑星の中には

水が少なく、山岳地帯を形成した星がある

その過酷な環境下で生き抜くために

鬼のような強靭な肉体を持つ者たちがいた

 

鬼の遺伝子を入れることで、爬虫類の見た目ではなく

今の人間に近くなっていった

そして卵から子どもが生まれるのではなく

母体から生まれて来るようになった

 

過酷な自然環境で生き抜く力が強いという事は

性欲も旺盛だということ

 

地上ではメスの奪い合いが頻繁に起こった

しかし、種の存続の危機は最低限確保できたといえる