Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

最初の人類2

過酷な地球環境での生存という意味では

ある程度達成できていた

しかし、あまりに動物的で知性を欠如していた

 

衣服というものを使わず裸体で

火の起こし方も知らずにいた

 

そのために天上界にいる高級霊たちが地上に生まれて

生活における利便性を追求させていった

火の起こし方を教えたり、衣服を支給したり

人間らしい生活ができるように指導していった

 

しばらくして、白鳥座にある星から

9次元セラビムを中心として

約100万人を地球に招来した

 

彼らはとても知性的な人びとだった

知性といっても、学術知識や科学知識ではなく

礼節や秩序を旨とするもの、徳を重んじるような

そのような知性を持っていた

 

彼らの遺伝子を今の人類に掛け合わせていった

はじめ、宇宙の放射線に耐えるための爬虫類の遺伝子

生存能力を上げるための鬼の遺伝子

地球に最初やってきたベーエルダ人の遺伝子

 

それらと知性ある白鳥座の遺伝子を組み合わせることで

動物的だったのが穏やかになり、より人間らしくなっていった

魂の傾向性というのも、肉体に現れるのだ

 

しかし、ここで反乱する者たちが出てきた

白鳥座の遺伝子が自分たちの身体に入り込むのを

拒む者たちが一定数いたのだ

 

彼らは自分たちの種族がなくなることに我慢ならなかったのだ

なぜなら、自分たちの肉体に誇りを持っていたからだ

彼らはエデンの地から脱走して

離れて生活するようになった

 

しかし、ベーエルダ人たちの保護なしでは

生きていくことは困難だった

彼らはしばらくして、死に絶えてしまった

 

この時に、自分たちの肉体に固執するあまり

死後、不調和な4次元霊域が生まれることになった

これが最初の地獄界の実態となる

 

地獄に行かなかったエデンから脱走した者たちは

精霊界と呼ばれる4次元領域に留まることになった

 

彼らは人間としての輪廻転生を拒み続けることになる

彼らは彼らの姿で精霊界に存在しているのだ

これが妖怪の起源となった

 

人類の長い歴史から数々の亜人も存在した

人間と動物を掛け合わせた肉体

スフィンクスのライオンのような存在

アヌビスの犬のような存在

あるいは、下半身が魚体になった人魚のような存在

 

現代では神話として受け継がれている

空想上の亜人が実在したのだ

そのときに精霊界にいる妖怪の祖先たちは

亜人の中に入り、地上に生まれて来ることが多かった

 

彼らは知性を欠いてはいるが

とても素直な性格で、人びとを驚かせるのが好きなのだ