Shantra

Shantra Diary

主に未来、精神分野

肉体が無くなると、自分の想いが姿形になる

私たちは地上で暮らす内に

自分は人間だと思って生活しています

 

それは物質肉体が、人の形をしていて

その中に意識が入り込んで

人間と呼ぶわけです

物質と精神の二つから成り立つのが人間です

 

あの世では形というものは存在しません

もっと精妙で、変化自在なエネルギー世界です

それは光でもあり、意識でもあるのです

 

ただ、霊人と呼ばれる存在

自分が人間だからと思っていると

その光の形も人間となっていくのです

 

顔の形状や体型

日本人なら日本人で、フランス人ならフランス人で

背はどのくらいの高さ良いとか

若さは20代~30代くらいが良いとか

自分の想った事が反映されて、姿形を取っていくわけです

 

その霊人たちも

地上で生活していた時の記憶を持っていますから

自分の転生の一代前、二代前などの姿を持って

現すこともできます

 

しかし、現代は死後の世界や

生まれ変わりを信じる人が減っているため

それに比例して苦しみを生み出しているとも言えます

 

例えば、死んだら全てが終わりだと思う人

胃がんという病気で亡くなっても

肉体が消えても意識は残り続けます

 

その亡くなった人は

自分や他人を認識でき、歩く事もできる

そのため、自分は死んだわけではないと思い

この世を彷徨い続けるわけです

 

そして、生前の記憶もだいぶ残っていますから

自分は胃がんで苦しんでいると思っているわけです

そのように死後も胃がんという病を抱えながら

未浄化霊として存在し続ける事になります

 

古い病院などに良くある話ですね

亡くなった人が病院を彷徨う話です

よく通路の曲がり角に、人影ができたり

人がいないのに足音が聞こえたりする現象です

 

何度もそのような事があると

看護師さんも気づくわけです

そしてこのように想いを飛ばすそうです

「もう、あなたの役目は終わりましたよ」

「あちらの世界でゆっくりしていてください」

「今までお疲れさまでした」

 

と、そのように毎日

優しく想いを飛ばしていると

霊現象も減っていくようです

 

そのような事もあるわけです

これはまだ易しい話で

生前にたくさんの執着心を作り

自我ばかりの生活を送っていた人は

肉体と意識が切り離された時に

下の世界へ堕ちてしまうのです

 

その心の重さに比例した

深い地獄界へ行ってしまうのです

 

死んだら全て終わりだと思うがために

たくさんの足枷を自分の心に

嵌めてしまうのです

それが地獄界拡大の原因の一つでもあります

 

そのために私たちは

身の周りにあるものは

この世だけの無常なものだと理解することが大切です

執着心を作らないようにしていきます

 

財産も地位も名誉も

友人も家族も子供も

はたまた、自分の肉体ですら

本来は自分のものではありません

 

この世で生きていくための

修行していくための手段としてあるのです

本体は肉体ではなく意識であるわけです

それは神が与えた唯一無二の存在であり

自由意思でもあるのです